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harman/kardon の「Sound Sticks」レビュー(MacNN)

今年初め、米Harman Multimedia社は、「iSub」がiMacシリーズしか対応してないとがっかりしているユーザーに対し、同社が「SoundSticks」と呼ばれる3点セットのスピーカの開発に取り組んでいるとのコメントを、自社のWebサイトに掲載しました。そのコメントは掲載された日に削除されましたが、それでもなお、Harman Multimedia社の将来の製品に希望を与えました。そして、同社は「MACWORLD Conference &Expo/New York 2000」で「Sound Sticks」を発表しました。


「SoundSticks」
画像提供:MacNN

不思議なことに、SoundSticksは、Steve Jobs氏の基調講演では触れられませんでした。しかし、米Apple社のマシンに合うようにデザインされたこのスピーカを見るために、Harman Multimedia社のブースに足を運ぶ人は、1日中絶えることがありませんでした。

中身は違いますが、USBベースのスピーカシステムは、iSubのような、2台のサテライトスピーカと1つのシャーシに入っているサブウーハで構成されています。iSubがサブウーハのデザインに革命を起こしたように、この2つのサテライトスピーカは、同様に衝撃的で、すぐにそれとわかるデザインです。1インチのフルレンジ変換器を4つ格納し、スピーカスタンドは、高さ10インチ、幅2インチで、1つのチャンネルは10Wです。

サブウーハは、20Wの6インチウーハで構成されています。iSubと違い、サブウーハは低音レベルを調節する外部のノブに加えて、システムを動かすためのアンプを含んでいます。

SoundSticksは、このシステムを動かすために必要なソフトを含んだ、Mac OS 9.0.4と、USBを搭載したすべてのMacに対応しています。まだテストをしていないため、Harman Multimedia社は、サードパーティ製のUSB PCIカードへの対応を保証していません。しかし、ある説明員は「動くはずです」と説明しました。

Javits Convention Centerの高い天井と何千もの来場者や他の出展者からのノイズのため、Harman Multimedia社のブースでの展示されているスピーカを正しく評価することはできませんが、ホテルの部屋でスピーカを評価したところ、最大限の性能が発揮されていることに気がつきました。

1インチという変換器は、サテライトスピーカのパフォーマンスを懐疑的にさせるかもしれませんが、2台のスピーカを組み合わせると、中周波数帯から高周波数帯にかけて、素晴らしい性能を発揮します。音質は、第二世代のiMacにビルトインされているharman/kardon Odysseyスピーカと比べると劇的に向上しています。

サテライトスピーカは特に指向性を持つため、たった1インチ場所をずれただけで、音が大きく変わってきます。Macの前に座って、スピーカを正しく配置できれば、素晴らしい音に包み込まれます。しかし、それ以外の場所では、音が小さくなります。サテライトスピーカを遠くに置くことで、これを軽減させることができます。


サテライトスピーカ
画像提供:MacNN

サブウーハは、iSubと同じように感動的で、音を大きく設定してしまうと、隣室の人に迷惑をかけてしまいます。マニュアルの低音調整ノブは、iSubのソフトウェアでの調整ほど便利でないものの、実際には、より精密な調整ができるという点で効果的です。

音楽の再生は、非常に印象的で鮮明でした。さらに「Unreal Tournament」などのゲームでも、優れた性能を示しました。

SoundSticksで唯一の欠点が、米Casady & Greene社の「SoundJamMP Plus」で、MP3で静かな短いポップスを再生した時に起こりました。SoundJamMP Plusも、iSubと同じ問題を抱えていましたが、この問題は数週間前に解決されていました。しかし、SoundSticksで、この問題がまだ修正されていないならば、修正が行わなければならないでしょう。

PowerBookに接続している時、SoundSticksは、時折おかしな振る舞いをしました。音声レベルを調整するために、下部の実際のインジケータを変えずに、F3とF4キーでボリュームをコントロールしたときに起こりました。しかし、このスピーカは、Mac OS 9.0.4だけに対応しているので、これは米Apple社が解決すべき問題でしょう。

本当の問題は、SoundSticksが、一般的なオーディオ愛好家にとって安くはない200ドルという価格に値するかということです。スピーカの音質のよさには疑いは無く、私たちは「SoundSticksと直接競合する製品はない」と言えるものの、この価格は、市場では3〜5基からなるスピーカシステムと同等な値段です。

もちろん、価格には素晴らしいデザインも含まれています。そのデザインは「黒炭(グラファイト)」ではなく、「金(ゴールド)」の重みを持つ価値があるということは、370万人のiMacのオーナー、何千ものiSubのオーナー、そして、実質的には、すべての熱心なMacファンが証明しています。

【Misha Sakellaropoulo/MacNN】

米Harman Multimedia社
http://www.harmanmultimedia.com/

(C)2000 MacNN.com
http://www.macnn.com/

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