今回は、先日発表されたApple純正MP3プレーヤ「iPod」のバラシレポートをお届けします。まずは、はやる気持ちを抑えてバラす前にわかる情報を集めてみましょう。iPodを外付けハードディスクドライブとしてMacのディスクトップにマウントさせ、「Apple
システム・プロフィール」でデバイスとボリュームの欄を確認します。製造元はAppleと表示されます。もしや、ハードディスクはApple製? まさか、そんなことはないでしょう。
次に、iPodの液晶画面に表示されるメニューの情報を確認してみます。Appleのクレジットの次に音符マークの米PortalPlayer社と米Pixo社のクレジットが表示されます。ある情報によると、iPodで使用されているOSは、Pixo社製とのことです。はたしてPortalPlayer社はどんな形でiPodに関わっているのでしょうか。こんな疑問を解消すべく早速バラシに取りかかります。
バッテリは電源コネクタを基板から外すと取り外すことができます。このバッテリは、ソニー福島(株)製の3mm厚の薄型バッテリです。電圧を計測すると4.15Vでした。
もう1つの大きめのチップは米Texas Instruments社の「TSB43AA82」です。これはFireWireのコントローラです。組付けも基本的に元通りに組み付けていくだけで簡単です。ただし、ハードディスクドライブに貼る長目のゴムマウントには要注意です。ハードディスクドライブの外縁の低い部分に貼るのですが、間違って内側の高いところに貼ってしまうとわずかながら厚みが増してしまい、ハードディスクドライブに無理な力がかかってしまいます。筆者もこれをやってしまい、最初正常に動作せずに冷汗をかいてしまいました。おかげで、かわいらしいSad
iPodを見ることができたのは怪我の功名でした。
このように、iPodは、工具も必要なく比較的簡単に分解/組立が可能ですが、ハードディスクは衝撃や無理な力に弱いので注意が必要です。また、ケースを開けることは、メーカー保証外となりますので良い子は真似をしないようにしましょう。それでもやってしまう方は自己の責任においてトライしてみてください。
筆者プロフィール
武藤秀毅
ライターYumikoのダンナ。バラシと言うことでエンジニアの自分の出番となった。普段Yumikoの記事には言いたい放題だったが、いざ自分で書いてみると‥‥。ビンテージなMacを本場アメリカから販売するインターネット通販会社Vintage
Computer, LLC社長。
「Vintage Computer, LLC」
http://www.yumimac.com/