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新iBookのスペックシート(英語版の方です)をよくよく見た人は気づいたと思いますが、新iBookに搭載された「2次キャッシュ」は256KBです。そう、512KBの「バックサイドキャッシュ」を積んだ従来機種と比べて少なくなっているのです。実はこれには秘密があって、どうやら新iBookは、米IBM社が開発した「PowerPC 750CX」という新しいCPUを搭載しているようなのです。
このPowerPC 750CXは、従来の「PowerPC 750L」と比べて、処理スピードは若干犠牲になっているようですが、2次キャッシュを内蔵することによって、省スペース、低消費電力、コストパフォーマンスに優れるというメリットがあります。新iBookのスペックが上がったのに、価格が変わらなかったり(iBook)、逆に値下げした(iBook Special Edition)のには、このあたりにも秘密がありそうです。
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そしてFireWire。ついにAppleの製品マトリクスに掲げられた5つの製品群すべてにFireWireが搭載されました(iMacは除きますが)。FireWire対応の周辺機器が使えるのはもちろんのこと、i.LINK端子のついたデジタルビデオカメラをつないで映像を取り込むことができます。そう、新iBookではDTVに対応したのです。「iMovie 2」もバンドルされたDTV Readyな新iBookは、もはや「iMac to Go」ではなく、「Movies to go」と呼ばれているとか。キュートでポップなムービーを作ることができそうですね、新iBookなら。
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本体左側面のポート部 右から、AVポート、FireWireポート、USBポート、Ehternetポート、モジュラージャックポート。FireWireが1基しかないのが気になるかもしれないけど、デイジーチェーン接続で数珠繋ぎに接続すればOK。それより、USBポートを増やして欲しかったかも |
さてさて、今回の新iBookでもっとも注目なのが、初お目見えの「AVポート」。従来ステレオサウンド出力ポートのあった位置に配置されたこのポートは、専用のケーブルを使って、ビデオ映像とステレオ音声を同時に出力することができるのです。専用ケーブルは、iBook側が標準ミニジャック(ただし、ビデオ信号とステレオ音声信号を同時に通すため、3芯になっている)、もう一方が赤・白・黄のいわゆるビデオ端子になっており、ビデオ端子を持つAV機器に接続することができます。
iBookの液晶ディスプレイに映し出されるのと同じ内容をミラーリング出力できる他、プレゼンテーションに使ったり、iMovie 2で作ったムービーをビデオに出力したり、DVD Videoを大型テレビで楽しんだりと、いろいろな使い方が考えられます(DVD Videoを見れるのはiBook Special Editionだけです、念のため)。このポートはかなり遊べるのではないでしょうか。
AVケーブル 標準のミニジャックになっているので、通常のヘッドフォンを接続すればちゃんと使える。ジャックが3芯になっているのがわかるだろうか? ビデオ端子を持つ機器に接続できるので、VGA出力よりも接続できる機器が多いのが魅力だ
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iBook+AVケーブル これがAVポート専用のケーブル。いろんなことに使えそう
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新iBookの印象はざっとこんな感じ。バラシを期待していた方々にとっては食い足りないかもしれませんが、世の中にはバラさない方がいいこともあるわけで、そういうことは大概の場合には時間が解決してくれるものです。バラシにかけてはMacからマル秘情報までなんでもこいの某M○c F○n編集部の某○林記者のような腕っこきが、いずれ必ずやってくれることでしょうから、それまでは新iBookの美しい外観を愛でることにしようではありませんか。