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徹底研究:iBook(FireWire)(MacNN) |
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| 執筆:Misha Sakellaropoulo | ||||||||||
iBook(FireWire)には、標準モデルとSpecial Editionの2つのモデルがあります。標準モデルは、Indigoカラーと、鮮明な明るい緑色のKey Limeカラーです。SEモデルは、従来通りのGraphiteカラーも用意されていますが、Key Limeのモデルを購入することもできます。iBook(FireWire)の価格は、1,499ドルと1,799ドル(日本では、それぞれ、17万8,000円と19万8,000円)と据え置かれています。
バックサイド2次キャッシュは、CPUのパフォーマンスを劇的に改善し、512KBのキャッシュは、CPUパフォーマンスを約25〜40%押し上げています。サイズが半分になり動作速度が2倍になった、新しいオンチップの2次キャッシュが、バックサイドキャッシュより優れているのか、それほどの結果を残せないのか、ということは調査が必要でしょう。 しかし、新しいG3は、オンチップキャッシュ以外にも、従来のCPUよりも優れた別の利点を提供しています。米IBM社の文書によれば、従来のCPUから独立したバックサイドキャッシュには欠けていたパワーセービングの機能により、消費電力を約40%抑えているとのことです。 さらに、iBook(FireWire)のSpecial Editionは、「PowerStep技術」を備えています。これは、より多くの電力を節約するために、「省エネルギー設定」コントロールパネルで、466MHzのCPUクロックを366MHzに設定するものです。約25%CPUクロックを落とす「プロセッサ・サイクリング」が、iBook(FireWire)のオプションにもあるのかは不明です。 iBook(FireWire)が、現行のMacの中で唯一、64bit、66MHzのシステムバスを持つモデルであることは従来のままです。すべてのPower G4、G4 Cube、PowerBookは100MHzのシステムバスを持ち、これはパフォーマンスの向上に重要な効果を持っています。 このように、iBook SE(466MHzのPowerPC G3、オンチップの256KBの2次キャッシュ、66MHzのシステムバス)が、400MHzのPowerBook G3(400MHzのPowerPC G3、1MBのバックサイド2次キャッシュ、100MHzのシステムバス)より、優れた性能を持つということは、非常に疑わしいと思われます。 ディスプレイとグラフィック 新しいiBookは、加ATI Technologies社の「Rage Mobility 128」のAGPチップセットを搭載しています。これは従来のiBookに搭載されていた「Rage Mobility」からの重要な進歩と言えます。Rage Mobility 128は、PowerBook G3で使われているのと同一のチップセットで、PowerBookと同様に、iBook(FireWire)には、8MBのビデオメモリを搭載しています。従来のiBookでは、4MBのビデオメモリを搭載していました。 Rage Mobility 128は、現在ATI Technologies社の主要な先進的モバイルグラフィックチップであり、発表されてから8カ月経つにもかかわらず、業界全体でも最高のパフォーマンスを示すグラフィックチップの1つです。3Dゲームにおけるすばらしいフレームレートは、ネイティブの800×600ドットの解像度であっても、iBook(FireWire)には問題ありません。しかし、最適のパフォーマンスを得るために、ユーザーは640×480ドットに表示を縮小するかもしれません。 iBook(FireWire)は、オリジナルのiBookが使っていたのと同じ、解像度800×600ドットの12.1インチのTFTフラットパネルディスプレイを搭載しています。この解像度は、画像の明瞭さとシャープネスを犠牲にすれば、640×480ドットに縮小することができます。 メモリとストレージ iBookとiBook SEはともに、64MBのメモリを搭載し、仮想メモリをオンにして出荷されます。多くのユーザーは64MBのメモリを追加するでしょう。多少高価ですがApple社に注文するか、多くのサードパーティから購入することができます。 iBookは、66MHzで動作する、従来モデルと同じSO-DIMMメモリを使う、ロープロファイルのスロットを持っています。このスロットに、iBookに256MBのメモリを追加することで、最高320MBまで増設することができます。 iBookは、PowerBook G3で使われているのと同じ、100MHzで動作するSO-DIMMにも対応していますが、これを使用した場合でも66MHzで動作します。 どちらのモデルのiBookも、10GBのハードディスクを搭載し、これも多少高価ですが、20GBに増やしてApple社に注文することができます。20GBのハードディスクを注文する場合、追加の64MBメモリと同時に、500ドル(日本の場合、5万9,000円)の追加料金で購入しなければなりません。 内蔵のハードディスクドライブを交換するには、完全に分解しなければならず、これは非常に難しい作業です。また、Apple社の保証も受けられなくなります。このように、10GB以上のストレージを必要とし、外付けドライブを持ち運びたくない場合、20GBのドライブオプションは考慮すべきかもしれません。 標準のiBookは、従来モデルと同じ24倍速CD-ROMドライブを搭載していますが、iBook SEは、その代わりに6倍速DVD-ROMドライブを搭載しています。このために、iBookを買おうとしている何人かは、SEモデルを購入するかもしれません。iBookでDVDムービーを観るためのDVD Videoデコーダは、DVD-ROMドライブに付属しています。 CD-ROMとDVD-ROMドライブは交換することができません。同様に、iBookのCD-ROMドライブはiBook SEのDVD-ROMドライブと取り替えることもできません。
このFireWireポートは、最高400Mbpsで動作し、「FireWire Booting」や「FireWire ターゲットディスク・モード」のサポートなど、他のMacのFireWireポートで提供されているすべての機能を備えています。 FireWire Bootingは、FireWire接続のドライブからiBookを起動できるものです。この機能は、iBookにUSB接続されたドライブでも利用できます。FireWire ターゲットディスク・モードは、iBookをFireWireで他のMacに接続し、iBookのドライブを他のMacから外部ボリュームとしてマウントできるものです。この機能は、iBookをパワーダウンすることで呼び出さすことができ、FireWireケーブルでiBookと他のMacを接続し、iBookを起動する間、「T」キーを押しつづけたままにします。 オリジナルのiBookに搭載されていた標準のオーディオ出力のジャックの代わりに、新しいiBookでは、多目的に使うことができるA/Vポートを搭載しています。このA/Vポートは、ヘッドフォンやスピーカなどを接続する一般的なオーディオジャックとして機能するだけではなく、A/Vケーブルを使うことで、ビデオとオーディオのコンポジットとしても機能します。
iBook(FireWire)は、45WHから48WHまで出力が増え「改善された」バッテリを搭載しています。このため、さまざまな省電力機能が追加されたにもかかわらず、iBook(FireWire)は、オリジナルのiBookほど長時間、バッテリで駆動することはできないと思われます。 最後に 簡単に言って、Apple社は、iBookのアップデートに多くの仕事をしました。非常に要望の多かった、いくつかの機能(VGAポートなど)は、依然として搭載されなかったものの、iBookは、従来モデルに、さらに強力な機能を加えています。現在、わかっていることだけでは、Apple社が同じように、PowerBookに重要なアップグレードをするかどうかはわかりません。 (C)MacNN.com 【『Mac Fan Net』で関連記事を!】 |
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